こんにちは!つけです!
今回は自分でメルカリせどりの確定申告をする場合の流れを、簡単に解説します!
結論から言いますと、下記の流れさえ掴んでおけばメルカリせどりの確定申告の流れについてはOKです!
1,会計ソフトを導入しよう!
2,メルカリで売れた商品の情報を1年分会計ソフトに入力!
3,メルカリせどりにかかった経費の情報を1年分会計ソフトに入力!
4,会計ソフトの確定申告項目から、給与の情報や所得控除の情報を入力!
5,確定申告書の内容をチェックしたら、スマホアプリで確定申告!
6,納税額がある場合は、スマホで納税!
順番に解説していきますね!
1,会計ソフトを導入しよう!
まずは前提条件ですが、会計ソフトを導入しましょう!
会計ソフトとは、1年間の売上や経費の情報を入力していき、利益がどれくらい出ているのかを計算するソフトです。
「お金をかけたくないからエクセルで済ませたい!」などの声も聞こえてきそうですが、会計ソフトは必ず導入することをおすすめします。
なぜなら、
★確定申告が簡単にできる(時短につながる)
★毎月入力すれば、確定申告の時期に慌てずに済む
★毎月入力すれば1年間にどのくらい利益が出るか想定でき、早めに節税ができる
★毎月入力すれば、現金がどのくらいあるか常に把握できる。
ざっと上げただけでも、これだけのメリットがあります。
もちろん、「まだそこまで規模が大きいわけじゃないから、確定申告だけできれば良いかも…」という方は、「確定申告の時期だけ契約する」とかでも全然いいと思います。
私が使っているマネーフォワード何かは、月額1,000円ちょっとなので、確定申告のときに1ヶ月だけ契約したら1,000円ちょっとで使えますからね!(短期解約のデメリットもなし)
なので、せどりをしていて確定申告が必要な場合は、必ず会計ソフトを導入しましょう!
会計ソフトを詳細な導入方法などは、こちらの記事ににまとめています!
【記事リンク:せどりの確定申告に必須!会計ソフトの導入方法を徹底解説!】
2,売れた商品の情報を入力しよう
さて、会計ソフトの導入が済んだら、次はメルカリから売れた商品の情報を引き出し、会計ソフトに入力していきましょう!
メルカリで商品が売れた場合は、下記の5つの情報を取り出す必要があります。
①商品の売上金額
②売り上げたときの販売手数料(メルカリであれば10%)
③メルカリ便を使用した場合はその金額
④メルペイの残高履歴
⑤メルペイを銀行口座に振り込んだ場合は、その日時と金額
確定申告をするうえで、まず必須なのは①〜③です。
④と⑤についても把握しておいたほうが良いですが、まずは「その年いくら儲かったのかを計算し、確定申告+納税を済ませる」が目的ですから、①〜③の情報を優先して取り出しましょう!
売れた商品の情報を取り出すとき、1件1件の情報を会計ソフトに入力していたら膨大な時間がかかります…。
なので、下記のGoogle拡張機能を使うことをおすすめします!
使い方は下記の記事で解説しています。簡単に1年分の取引をエクセルでダウンロードできるので、これを使って1年分の売上・販売手数料・メルカリ便の送料金額を把握しましょう。
そして、とりあえず確定申告ができればOK、の方はその情報を仕訳一つで1年分、会計ソフトに入力しましょう!
仕訳は下記になります。(MFでしたら振替伝票で入力できます。)
具体例:1年間のメルカリの売上が10万円、手数料が10%なので1万円、メルカリ便の送料が2万円の場合。
メルペイ 70,000円 / 売上 100,000円
販売手数料 10,000円
荷造運賃 20,000円
3、経費の情報を1年分入力しましょう!
次にやることは、1年間にかかった経費の金額を会計ソフトに入力します!
先ほどの仕訳例を入力すると、売上10万円に対して手数料と送料が3万円かかっています。なので、利益は7万円ということになっています!
…果たしてそれであっていますか?笑
当然あってないですよね!そんなに儲かっていないはずです。
なぜなら、せどりには商品の仕入が発生するからです。家の不用品を処分した場合であれば仕入は発生しませんが、そのレベルでしたらそもそも確定申告が不要です。
【記事リンク:【徹底解説】不用品をメルカリで売ったら確定申告が必要なのか?】
なのでこのままでは利益が大きすぎるので、次は仕入の情報を入力していきましょう!
仕訳は下記になります。(仕入金額は5万円としましょう。)
仕入 50,000円 / 普通預金など 50,000円
貸方の「普通預金など」のところは、クレジットカードで購入した場合は未払金、プライベートの資金を使った場合は「事業主借」になります。
このあたりは簿記の知識が必要なので、今後もせどりを続けていきたい!という方はぜひ簿記を勉強することをオススメします。
【記事リンク:【絶対に取れ】せどりをする前に絶対に取るべき資格1選】
また、商品の仕入以外にも、仕入に行く際の交通費や、リサーチに使ったツール代などいろんな経費がかかっていますよね。
そういった経費もここで一緒に入力しましょう!
せどりの利益が大きくなってきたら、納める税金の金額もドンドン増えてしまうので、こういった経費についてはしっかり漏らさず入力したいですね。
せどりに直接かかった経費以外にも、「自宅で作業をしている場合は自宅の家賃」「スマホをリサーチにも使っている場合はスマホ代やネット代、電気代など」も経費に入れられます。
こういった「プライベートでも使うけど、せどりにも使っている」というような経費も、50%くらいなら経費にできますので、この辺もしっかり経費にして節税していきたいですね!
4、会計ソフトで確定申告情報を入力
さて、ここまでの作業をした結果どうなったかと言うと、
・1年間の売上の金額が入力できた
・1年間の経費の金額が入力できた
・その結果、1年間にどれだけ儲かったのか(事業利益)が計算できた
こんな感じで、1年間にどれだけせどりで稼いだのかが計算できましたね。
なので、この儲けに対して10%とか20%とかの税金を支払っていくわけですが、その前に「せどり以外のあなたの収入や所得控除の情報」も入力していかなくてはいけません。
例えば、会社員としてお勤めの方であれば、会社からもらえる「源泉徴収票」の内容を入力します。
何を入力したら良いのか?に関しては、会計ソフトを使われていれば説明が書かれていますので簡単にわかると思います!
そして「所得控除」ですが、これは簡単に言うと「経費にできる」というものですね。
それも、せどりの経費になるだけでなく、会社員の給与などの他の収入とも合算した、あなたの今年1年間の所得に対して経費にできます。
例えば、ふるさと納税とかですね。
これらの情報も入力していきます。
5,確定申告書の全体をチェックし、スマホで申告!
確定申告の情報が全部入力できたら、最終チェックです!
せどりの事業利益は間違いないか?給与の源泉徴収票の金額は間違いないか?ふるさと納税などをしている場合はもれなく入力できたか?
こういったところを細かくチェックしていきましょう!
そして、最終的に自分がいくら納税しないといけないのかを確認したら、スマホで確定申告です!
ここでは私の使っているマネーフォワードでのやり方にはなりますが、PCで確定申告書を作ったあとはスマホアプリでそのまま税務署に確定申告書が提出できます。
印刷して郵送したりすることも必要ないので、とてもラクですね!こういったところも私がマネーフォワードを絶賛しています。
【記事リンク:せどり年収1,000万円の私が勧めるただ一つの会計ソフトとは?】
確定申告書の提出が終わったら、最後は納税です。
6,納税額がある人は、スマホで簡単納税!
最後に忘れてはならないのが、「納税」です!
利益があまり出ていない人はそもそも納税額が出てきませんが、利益が出ている人は少なからず納税額が出ているはずです。
スマホで申告が完了したら、そのままe-taxという国の税金アプリで納税してしまいましょう!
納税についてはいろんな決済方法が使えますが、楽天ペイやPayPayなどの電子決済がおすすめです。
なぜなら、クレジットカード決済だと手数料が取られてしまうからです・・・。
楽天ペイとかだと、決済に対してポイントが付きますし、手数料もかからずすぐに納税できるのでおすすめです!
〜まとめ〜 メルカリせどりの確定申告の流れ
いかがでしたでしょうか?
「簡単に」とは言いましたが結構長くなってしまいましたね。
慣れれば確定申告はすぐに終わりますので、ぜひ私のサイトで確定申告についてしっかり学んで自分のせどり事業に活かしてもらえたらなと思います!
以上、参考になれば嬉しいです!